
みなさんは精神病という言葉から何を連想されるでしょうか?
僕自身の答えは
「精神病=気持ち悪い」です。書きの口から非難囂々かも知れませんが、それが嘘偽りのない精神病患者に対する正直な見解なのであります。
そしてそれは、己が身を持って体験してしまった社会のマジョリティ、嫌になるくらいのリアルな現実なのです。
誰も責めることは出来ません。
この社会は完璧ではなく、不条理や差別を飲み込んだ上に成り立っているのですから仕方がないのですね。
お日様の光が燦々と降る日中もあれば、小雨が降り続く街灯すらない夜の闇もあって当然。綺麗ごとを抜きにしたら、この世界は思ったよりも汚れているのかも知れません。
そんな世界観が僕の中には常に渦巻いています。
ここまで書いた事を大前提として「精神病=気持ち悪い」これを僕個人の見解としてもう1度書いておきます。なんだか目から水が出そうになってきました。。。
心あるみなさま、どうか腹を立てずもう少しだけ我慢して読んで貰えれば幸いです。書いている僕も、情けない想いでいっぱいいっぱいになってきましたよ。
さて、僕は今現在、
PD(パニックディスオーダー)と不安性うつを患っております。
立派な精神病患者であります。
具体的な症状や、治療法については長くなってしまうので別の機会に詳しく書きたいと思いますが、どうしても気になる優しいのんたはここを参照して下さい。
パニック障害発症したのは2006年の7月1日未明。
前日の夜は同棲していた彼女とTVを見ながら晩酌して、いそいそとアレを営んで眠る。そんないつも通りの日常だったと記憶しております。
あっ!!今思い出しました!!
営みは2回です。いや、驚きました。なんでこんなこと今思い出したんでしょう?
せんないな。。。馬鹿な話は置いといて、その日を境に僕は、それまでのいつも通りな朝を迎えることは出来なくなりました。(大袈裟ではなく)
明け方に突然襲ってきた強烈なパニック発作。
気が狂うような恐怖と、呼吸困難、体温低下。食事も睡眠もままならない3日間が僕と僕の生活環境を一変させたのです。(これも大袈裟ではない)
外出が出来ない。
人と会話が出来ない。
1人になれない。そんなこんなで、7月中に職を失い生活レベルはガタ落ち。友人と連絡を取ったり会ったりも出来ない。(今だに病気のことを打ち明けられない人多数)
そして同棲していた婚約者とも破局。
それまでの生活の基盤やリズムが、ほんのちょっとも抗うことすら出来ずに吹き飛ばされてしまいました。
しつこいですが
精神病=気持ち悪い
これは実は僕自身が己に対して一番思っていることなのです。差別の対象は、人様であり自分でもある。
この腐りきった心を浄化したい一心で、僕はある一時期「死のう」と思い詰めたことすらありました。
病院に行くことを勧める彼女にボロボロと泣いて「行きたくない」と乞うた過去の自分。そして、ある日死のうとした自分。そのどうしようもなくネガティブなスパイラルの原因は
「精神病患者に対する差別の見解」です。僕は病院に行って精神病だと言われることが何よりも怖かった。
それは人間として終わりだと言われることだと思い込んでいたから。今になって思えばくだらない話ですのんた。
けど、その時は本気でそんな風に考えていたんですよ。
で、7月11日だったでしょうか。
遂に覚悟を決めて病院に行きました。(彼女に連れられて)
生まれて初めての精神病院。
そんな処に来てしまった自分はもう終わりだと思って、診察中もずっと大泣きしてました。Drに何を質問されても言葉が出ないのです。
そしたらDrが極めて軽く、仏のような笑顔でこう仰られました。
D
「えっと、麻薬とかやってるぅ?」僕
「やってねぇさ!!!!!」この一言が他人様との久しぶりの会話です。
そして、この人との出会いが僕の症状の改善に大きく作用したことは間違いありません。生涯の恩師となるのでしょうね。
たまにムカツクけど。ちなみにその時のDrの診断書は「パニック障害、重度の不安性うつ、軽度の失語症」でした。野球だったら三冠王ですね。
さて、こうして精神病患者のお墨付きを頂いた僕から、最初に問うたことを今一度ここでみなさんに問いたいと思います。
みなさんは精神病という言葉から何を連想されるでしょうか?そうですね。実はこの問いに正解なんてありません。
モラルというものは結局は人それぞれでしかないのですから。
だから、お願いも、こうだ!!という決めつけも僕はしません。
最後までこれを読んで頂けただけでも感謝の気持ちで一杯です。
ただし、僕個人は経験から自信を持ってこう言えます。
「精神病患者は気持ち悪く見えてしまう。けど、僕はそういう人達の助けになれることがあれば出来る範囲で力になりたいと思う。」人生は紙一重です。
そして、あまり綺麗ごとは好きではありません。
願わくば、自分も含めたすべてのPD患者に発作のない日々が訪れますように。
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